いちごの品種について解説!品種による糖度、ジューシーさなどの味わいの違いについて
あなたはイチゴが好きですか?
どんないちごを買えばいいのか知りたい方はいらっしゃいませんか?
この記事では、いちごの品種について、味や食感、選び方、栽培のコツなどを紹介します。
さらに、いちご農園によるアドバイスもあります。
いちごの買い物を存分に楽しみたい方は、ぜひご一読ください。
いちごの品種と使用用途
いちごには様々な品種があり、形や大きさ、色などが異なります。
品種によって、
・お菓子作りに適した品種
・生食に適した品種
・ジャムやゼリーに適した品種
など様々あり、どのようないちごが使用用途に適しているのかを知っておくことのはとても大切です。
いちごの品種と味わい
いちごは品種によって味や食感に違いがあります。
例えば、甘くてジューシーなものもあれば、酸味が強くてさっぱりしたものもあります。
また、固くてジューシーなものもあれば、柔らかくて甘いものもあります。
各品種のいちごの特徴を知ることで、自分に合った品種を選ぶことができます。
甘い品種
あまおう(福岡県)
「あまおう」は、「あまい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字をとって名付けられた福岡県のオリジナルいちご。
「あまおう」は商標名で、正式な品種名は「福岡S6号」といいます。
1粒のボリュームが一般的ないちごの約2倍あり、食べごたえは別格。
2014年に収穫されたひと粒が「世界最重量のいちご」としてギネス世界記録に認定されていることからも、その大粒ぶりが伺えます。
可愛らしい丸いフォルムや濃厚な味も人気の秘密です
https://furunavi.jp/discovery/knowledge_food/202104-product-strawberry/
ゆうべに(熊本県)
熊本県で開発された「ゆうべに」は、2015年に誕生してから県内でグングン生産を伸ばしている注目品種。熊本の「熊」の音読み「ゆう」と、いちごの紅色から「べに」を取って名付けられました。
親品種の「かおり野」から受け継がれた、品のある芳醇な香りが「ゆうべに」の魅力。
スマートな果実は見た目にも美しく、一口かじるとみずみずしい果汁が口の中いっぱいに広がります。
酸味はやや控えめで、その分甘さが引き立ついちごです。
甘味と酸味のバランスがいいイチゴ
ゆめのか(長崎県)
長崎県の主力いちご品種「ゆめのか」は、実は愛知県で開発された品種。「さちのか」に代わる後継品種として、長崎県でも広く生産されています。
「ゆめのか」の魅力のひとつが、キレイな円すい形のシルエット。絵に描いたようなバランスの良い形は、ケーキなどに乗せたときの見栄えも最高です。
甘未がすっきりしていて後味もさわやかなので、何個でも口に運びたくなります。
品種名は「みんなの夢が叶うように」との願いをこめてつけられたもの。
縁起が良いので、受験シーズンにも人気の品種です。
とちおとめ(栃木県)
「いちご生産量日本一」の座を半世紀以上保ち続けている栃木県。
そんな「いちご王国」の人気品種といえば、国内取扱いシェアNo.1の「とちおとめ」です。
安定した美味しさが評判で、栃木県のみならず全国各地で栽培されています。
近年流行している大粒品種に比べるとやや小ぶりですが、甘味と酸味のバランスが絶妙で、口に入れるとジューシーな果汁があふれだします。
果実がしっかりしていて比較的日持ちするのも、長年愛され続けている理由です。
いちごの品種の選び方
正しいイチゴの品種を選ぶには、いくつか考慮すべき点があります。
まず、どのような料理を作るのか考えてみましょう。
ケーキを焼くのか、それともスムージーを作るのか。
いちごをどのように使うのかを知ることで、料理に適したいちごの品種を選ぶことができます。
また、いちごを購入する予定の場所も考慮する必要があります。
住んでいる場所によって、入手できるいちごの種類が異なるかもしれません。
お近くのスーパーや果物やさんが扱っている品種を確認してみてください。
家庭でいちごを栽培する際の注意点
いちごの苗を自分で育てたい方は、
どの種類のいちごが居住地域の気候で育つかを調べてみましょう。
いちごの種類によって育つ気候が異なるので、お住まいの地域に最適な品種を選ぶことが大切です。
マンションにお住まいの方などスペースに限りがある方は鉢植えでの栽培がおすすめです。
また、使用する土は水はけが良いものを使用し、十分な水と肥料を与えることが重要です。
他にも、
・植物を陽の光が当たる場所に置くこと
・古い葉や茎を剪定すること
なども忘れずに行ってください。
いちご農園によるアドバイス
おいしいイチゴを収穫するには、タイミングが重要です。
いちごが熟したタイミングを見計らい、最高の状態でいちごを摘み取るようにしましょう。