【初めてのいちご栽培】苗の植え方やお手入れの方法を解説
皆さんはイチゴをご自身で栽培したことはありますか?苗の植え付けや世話は、皆さんが思っているよりも意外と簡単なのです。そこで今回は、いちごの苗の植え方とその後の手入れの仕方をご紹介します。それだけでなく、最適な土の選び方や最適な栽培環境の作り方などもご説明しますので詳しく知りたい方は、是非最後まで読み進めてください。では、さっそく本題に入りましょう。
いちごの植え付けに最適な土を選ぶ
いちごに限らず、どのような植物を育てるにも、一番大切なのは、その作物に最適な土の種類を見極めることです。イチゴの場合、水はけがよく、有機物を多く含み、弱酸性の土を選ぶことが重要です。少なくとも1シーズンに1回は、堆肥や腐葉土などの有機物で土壌の質を改良する必要があります。そうすることで、イチゴの苗が成長するのに必要な栄養分が供給されるようになります。
イチゴの品種を選ぶ
イチゴを植える土の種類が決まったら、次に育てるいちごの品種を決める必要があります。育てるいちごは諸条件によって異なります。どのような気候なのか、鉢植えで栽培するのかによって異なります。
いちごの栽培は、20℃前後の涼しい気冷が適しているとされています。夏の暑さや乾燥には弱い一方、寒さには強いので、一年を通して、涼しい地域での栽培が適しています。
各地域によって育てやすいイチゴの品種は異なり、北海道では、「桃薫(とうくん)」。東北/関東では、「なつあかり」「とちおとめ」。中部から四国では、「あかねっ娘」や「レッドパール」。九州では、「カレンベリー」「おいCベリー」といった品種が育ちやすいです。
鉢植えで栽培する場合は、「とよのか」「アロマ」といった品種が適しています。
最適な栽培環境を作る
いちごの品種が決まったら、次はいちごに最適な栽培環境を整えます。いちごは1日8時間以上の日照が必要なので、日当たりのよい場所で栽培するようにしてください。また、菌類による病気を防ぐために、株の周りの風通しをよくすることも大切です。そのほか、イチゴの生育に適している温度(20度前後)の栽培環境を整えましょう。
苗を植える
環境が整ったら、いちごの苗を植えていきます。苗と苗の間は30cmほど空けて植えるようにしてください。植える際は、クラウンと呼ばれる部分が地上に少し出る程度植えると良いです。深く植えすぎると生育が失敗してしまいますし、浅すぎると根が張りづらくなります。
いちごの生育を成功させるポイント(手入れの方法)
最後に、いちごの生育を成功させるためのポイントについてです。イチゴの根を温度変化から守るために、マルチング(ビニールシートやワラなどで覆うこと)をすることが大切です。また、定期的な水やりは欠かせませんが、やりすぎには注意しましょう。根腐れの原因になってしまいます。そのほか、栄養が行き届くように、雑草が生えないようにするもしくは抜いておくことも大切です。
まとめ
今回ご紹介した方法を実践すれば、いちごの栽培はきっとうまくいくでしょう。苗の植え付けと手入れは初心者のかたでも楽しくできるので、是非一度いちご栽培に挑戦してみてください。
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