イチゴの栽培方法を比較。水耕栽培と土耕栽培のメリット/デメリットも解説。

いちごの育て方は１つだけではないことをご存じでしょうか。いちごを育ててみたい方はご自身の環境にあった栽培方法でいちごを育てる必要があります。そこで今回は、いちごの栽培方法とそれぞれのメリット/デメリットをご紹介します。また、栽培方法の最適な判断方法についても触れるので是非ご一読ください。

いちご栽培について

イチゴはとても人気な果物で多くの料理に使われます。マフィンやパイなどの焼き菓子から、スムージーやサラダまで、様々です。また、イチゴの栽培は、比較的少ないメンテナンスで、たくさん収穫できるため、やりがいのある体験となります。

そんなイチゴの栽培は、スペースや気候に応じて、屋内でも屋外でも始めることができます。室内栽培と屋外栽培のどちらを選ぶべきなのかを判断するために、それぞれの利点と欠点をおさえましょう。

いちごの室内栽培

イチゴの室内栽培は、都市部などのスペースに限りがある場所にお住まいの方におすすめの方法です。室内でイチゴを栽培する場合、温度、湿度、光量をコントロールできるため、1年中、冬はもちろん夏にもイチゴを栽培することができます。また、害虫の被害や異常気象からいちごを護ることができます。さらに、水耕栽培(※)が可能なため、土がなくてもイチゴを栽培することができます。
(※)水耕栽培とは土を使わず水と液体だけで植物を生育する方法です。

一見、屋外栽培よりも優れた手法のように見えますが、屋外栽培よりも手入れが必要というデメリットがあります。光や水分など、植物が必要とする条件を適切に満たしているかどうか、より細かく観察する必要があります。さらに、菌類による病気を防ぐために、十分なスペースと通気性を確保すること必要もあります。