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2023.04.10
いちご 栽培イチゴ

【初心者必見】イチゴのランナーを育てるポイントを解説

健康なイチゴのランナー(つる)が長く伸びず、いちご栽培に苦戦しているという方は多いのではないでしょうか。ランナーは長ければ長いほど、いちごの苗を増やすチャンスになるので、うまくいかせたいところですよね。そこで今回はランナーの生育を成功させるためのポイントをご紹介します。今、ランナーの生育で困っている方は是非最後まで読み進めてください。

土と容器の選び方

イチゴのランナーを入れる容器は、根がゆったりと伸びるような大きさのものを選ぶことが大切です。プラスチックやテラコッタの鉢は、水はけをよくする効果があるので、イチゴの苗に最適です。土は、軽くて水はけのよいものを選びます。質の良い培養土、堆肥、またはその両方を混ぜた土が適しています。

日光、水やり、栄養供給

ランナーをうまく育てるには、いくつか注意する点があります。
まず十分な光を与える必要があります。1日に6~8時間以上の直射日光が当たる場所を選びましょう。

次に水に関しては、水が多すぎると根が飽和して腐ってしまうので、土の湿り気度合を管理することが重要です。土の上1cmが乾いたら水を与えて、多く与えすぎないように注意してください。水やりの頻度は、週に2~3回程度を意識してください。

その他、イチゴの苗を、健康的に生育させるためには、定期的に肥料を与える必要があります。成長期を通して、2~3週間に一度、イチゴの苗に肥料を与えるようにしてください。

いちごのランナーを種から育てるコツ

いちごのランナーを種から育てる場合、発芽を促すために、暖かく湿った土にタネを植えることが重要です。そのためには、土を湿らせて種を撒き、軽く土をかぶせます。苗が出始め、葉が生えてきたら、鉢に移植します。苗が成長するのに十分なスペースを確保し、定期的に水を与えるようにしてください。

イチゴのランナーを育てるメリット

イチゴのランナー苗を育てるメリットはたくさんあります。
まず、ランナーは従来のイチゴの苗に比べて、イチゴの実を多く収穫することができます。イチゴのランナー苗はストロンを這わせるため、土との接触がよくなり、より多くのイチゴを収穫することができます。

さらに、ランナーは、ストロンとその強い根元が養分を吸収しやすいため、病気にも強いと言われています。加えて、ラディッシュ、カブ、ニンニクなど他の有用な植物と一緒に植えると、害虫をイチゴのランナーから遠ざけることができます。

イチゴのランナーを育てるデメリット

  1. 収穫量の低下: ランナーが過剰に伸びると、株のエネルギーがランナーの成長に使われ、イチゴの実の成長が妨げられることがあります。これにより、収穫量が低下する可能性があります。
  2. 栽培スペースの制約: イチゴのランナーが伸びると、栽培スペースが制約されます。特に狭い畑やハウス栽培の場合、過剰に広がったイチゴの株が他の作物や栽培スペースを圧迫することがあります。
  3. 病気や害虫の蔓延: ランナーが過剰に成長すると、植物間の通気性が悪くなり、病気や害虫が蔓延しやすくなることがあります。また、密集したイチゴの株は、病気や害虫が隣接する株に伝播しやすくなります。
  4. 管理の手間: ランナーの適切な管理が必要です。ランナーが過剰に伸びた場合、定期的に摘み取ることが重要ですが、これには手間がかかります。また、ランナーを利用して新しいイチゴの株を作る場合も、選別や植え付けに手間がかかります。
  5. 品質の低下: エネルギーがランナーに使われることで、イチゴの実の品質が低下することがあります。糖度が低くなったり、果実の大きさが小さくなったりすることが考えられます。

これらのデメリットを踏まえて、イチゴのランナーの管理に注意を払い、適切な栽培方法を選択することが重要です。また、品種によってはランナーの伸びに違いがあるため、栽培する品種を慎重に選ぶことも効果的です。

まとめ

今回ご紹介したポイントを抑えていちご栽培を実践すれば、健康的なイチゴの栽培を成功させることができるでしょう。少しの手間と努力で、甘くてジューシーなイチゴのおいしい収穫を楽しむことができるようになるで、是非試してみてください!

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