スーパーでイチゴを買える時期は？売ってない時期はどこで買える？

果物の中でもとくに人気が高いイチゴは一年中スイーツに使われていますが、スーパーから姿を消す時期もあります。

スーパーでイチゴが買える時期はいつまでなのでしょうか。また、イチゴがスーパーで売っていない時期はどこで買えるのでしょうか。

この記事では、スーパーの店頭にイチゴが並ぶ時期や、スーパーで売っていないときに買う方法をご紹介します。

スーパーで買える時期、売っていない時期は？

スーパーにイチゴが並ぶ時期は11月下旬〜5月頃です。イチゴの旬は3月〜5月ですが、クリスマスは需要が高いため、ハウス栽培のものが11月下旬頃からスーパーに並びはじめます。ただ、この時期はまだ価格が高い傾向です。1月頃からは出荷量が増え、2月〜4月頃にピークを迎えます。

一方、6月〜11月中旬頃まではスーパーで見かけなくなります。イチゴは3月〜5月が旬とはいえ、夏でも収穫できる品種があります。主に北海道や東北、長野県など夏でも涼しい気候の地域で栽培されていますが、冬春イチゴほどの生産量ではありません。希少で価格が高いため、スーパーには出回っていないのです。

イチゴはスーパーで販売されていない時期でも、以下の場所で購入できます。

農園直送	夏イチゴを栽培しているイチゴ農園から直接購入する方法があります。イチゴ農園のオンラインショップなどで注文すれば、直送してもらえます。
地方卸売市場	地方卸売市場で入手できることがあります。最小ロット数が大きいので、まとめて買いたい人に向いています。
農園直送卸売	農園直送卸売は複数のイチゴ農園と契約しているので、夏でも安定供給が可能です。仲介手数料が必要ですが、イチゴ農園を探す手間を省けることや、安定して仕入れられることなどのメリットがあります。

国産の夏イチゴは生産量が少ないこともあり、冬春イチゴに比べて価格が高めです。夏にイチゴを安く仕入れたい場合は、苺のピューレ、冷凍いちご、訳ありイチゴなどが選ぶ方法があります。

イチゴを旬の時期に収穫してすりつぶしたピューレは冷凍で販売されています。ドリンクなど、イチゴの形を保っていなくてもよい場合は苺ピューレを利用する手もあるでしょう。通年手に入るので、安く仕入れることができます。

冷凍イチゴは保存性が高く、業務用スーパーやネット通販で1年中販売されているため、夏でも安く手に入ります。生のイチゴに比べると酸味が強いため、ジャムやスムージーなどに加工して使うのがよいでしょう。

訳ありいちごであれば、夏秋いちごでも安く仕入れられることがあります。訳ありなので「形が悪い」「サイズがバラバラ」「先が白い」など見た目に問題がありますが、お手頃価格で手に入ります。

夏から晩秋までの約半年間は国産イチゴがスーパーに出回っていないため、イチゴ以外の旬のフルーツを使う方法もおすすめです。

6月〜12月に旬を迎えるフルーツをご紹介します。

旬の時期	フルーツ名	特徴
6月〜8月	マンゴー	輸入マンゴーは年間を通して手に入りますが、国産マンゴーは夏が旬です。
6月〜8月	メロン	温室メロンは通年流通していますが、路地ものは春から夏にかけて出回ります。
7月〜8月	桃、すもも	桃の最盛期は7月〜8月で、晩成種は9月〜10月頃まで収穫されます。すももの旬も桃と同じく7月〜8月です。
8月〜10月	いちじく	いちじくの旬は夏から秋で、8月〜10月頃に収穫されます。
9月〜11月	シャインマスカット	シャインマスカットの旬は産地によって異なりますが、9月〜11月頃です。
10月〜12月	キウイ	国産のキウイは10月〜12月頃に旬を迎え、一般的には12月〜5月頃出回ります。
11月〜12月	柿	柿は産地や品種によって旬がやや異なりますが、国内でもっとも生産量が多い「富有柿」は11月〜12月頃に旬を迎えます。
12月	紅まどんな（柑橘）	12月が旬の紅まどんなは、愛媛県内でのみ栽培されている柑橘類です。薄皮が薄く、ゼリーのようにやわらかい果肉が特徴です。