イチゴの起源ってどこ?イチゴ栽培の歴史は?いちご栽培の昔と今を解説。
イチゴの起源や栽培の歴史をご存じの方は多くないでしょう。
今回は、いちご畑の起源を探り、いちご栽培の近代的な発展について詳しく見ていきます。品種改良や最新技術までさまざまな発展をご紹介するので、是非最後までご一読ください。それでは、早速本題に入りましょう。
イチゴ栽培の起源
イチゴの栽培は何世紀にもわたる歴史があり、農業の重要な一翼を担っています。その起源は古代ローマまでさかのぼります。19世紀初頭には、ヨーロッパ各地でイチゴの栽培が盛んになり、特にオランダではイチゴ栽培が盛んになりました。
詳しい内容については以下の記事でご紹介しています。
記事名:「ヨーロッパイチゴの起源はオランダ?オランダイチゴの歴史を紐解いて解説。」
そして、古代ローマから始まったイチゴの栽培は、様々な発展を経て、今日では庭、農場、畑、そして温室と様々な場所で行われています。
イチゴ栽培の歴史
イチゴの栽培はヨーロッパで始まり、当初は小さな庭で栽培されていました。庭での栽培は、その容易さから北米やオーストラリアなど、世界の他の地域にも広がりました。19世紀半ばには、カリフォルニア州やマサチューセッツ州で商業的にイチゴが栽培されるようになり、ここからさらに栽培が広がり、近代的なイチゴ栽培の時代が始まりました。
19世紀後半になると、イチゴの栽培にはさまざまな新技術が導入されるようになりました。例えば、イチゴ栽培のための畑面積の拡大や組織化、雑草や病気の防除などがです。また、19世紀末になると、イチゴの新品種が開発され、収穫量の増大と市場の多様化が進みました。
品種改良の今について
近年、イチゴの品種改良が進んでおり、日本では約300種以上の品種が存在しています。研究者たちは、さまざまな気候で栽培でき、病気や乾燥に強い品種を開発してきました。これは従来の品種よりも甘みが強く、栄養価が高いいちごを追い求めた結果でしょう。また、地域活性を目的とした、ご当地ブランドも誕生しており、品種改良の目的も多様化しています。
近代のイチゴ栽培技術について
イチゴの品種改良が進んだだけでなく、イチゴの栽培にもさまざまな近代的発展があった。例えば、ロボットによる収穫の効率化がある。日本では、福岡の会社が開発した『ロボつみ』といういちごの自動収穫ロボットがあり、いちごの見た目を機械が自動選別し、美味しい物だけを収穫するというロボットだ。このロボットの導入により、業務効率化が進んだと言います。さらに、近年は肥料の使用量が大幅に増加し、収穫量の増加や作物の品質向上が可能になりました。
最後に
イチゴの栽培は、その起源である古代ローマ時代から今日の栽培方法まで長い道のりを経て発展してきました。品種改良、肥料の改良、自動化など、今後のイチゴ栽培がより効率的なものになると良いですね。
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